乾燥肌の原因と改善方法とは?!今までのスキンケアをもう一度見直してみよう。

  • 肌表面がカサカサして、シワやひび割れが…全く潤いがない。
  • 洗顔後、肌がつっぱる感じが…
  • 肌表面が粉をふいている
  • 肌表面は皮脂で覆われているのに、肌の奥はチリチリと突っ張り感が(インナードライ肌)。

このような心当たりがあれば、あなたの肌は乾燥肌!?あるいは予備軍かも…

以前は、このような症状が見受けられたのは、乾燥の季節を迎える秋・冬が多かったようですが、最近では、季節に関係なく一年を通して乾燥肌に悩む方が増えています。

その理由は、エアコンの普及。オフィスだけではありません。ご家庭でもエアコンを使用する機会が増えてきたから。

仕事や日常生活にとって、乾燥した快適な環境は大歓迎、でも、お肌にとっては逆効果。厳しい環境にさらされている状態です。

このように、乾燥肌で悩む方が年々増えてきています。

ここでは、乾燥肌の原因と対策法をご紹介するとともに、乾燥肌におすすめの保湿クリームをご紹介していきます。

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乾燥肌って何?

まず、肌内部の構造から、乾燥肌ってどんな肌なのかをみていきましょう。

下の図は、肌表面の断面を表したものです。

乾燥肌って何?

外界に一番近い肌表面には、皮脂膜があります。

毛穴の中にある皮脂腺から分泌された皮脂が、汗や肌の水分と混じり合って肌表面に膜を作ったもの。天然の保湿クリームとも言われています。

そのすぐ奥にあるのが、角質層
NMF(天然保湿因子)角質細胞角質細胞間脂質で構成されている薄い層で、厚さは、わずか0.02mm程度。サランラップ程の薄さです。

でも、その構造は、かなり複雑。

顔の場合、角質層は約20層の角質細胞が積み重なっています。その隙間を「セラミド」などを含んだ角質細胞間脂質がびったりと埋める構造(ラメラ構造と呼んでいます)。

あたかも、レンガ(角質細胞)が幾重にも重なっており、その隙間をセメント(セラミド)が埋めているレンガ壁のようなイメージです。

このような複雑な構造をとることで、外部からの刺激に対しては、例えば紫外線や空気の乾燥から肌内部を守ります(バリア機能)。逆に、肌内部から湧き出る水分を外側に逃さないように角質層で蓄え、潤いを保ってくれています。

角質層の役目。バリア機能と内部保湿

健康な角質層は、約20~30%の水分を含んでいると言われ、セラミドなどの保湿成分で維持されています。

ところが、このセラミドを作り出す力が弱まってしまうと、角質層の水分は蒸発しやすくなり、肌内部の潤いが失われていきます。

こうして、角質層の水分の割合が20%以下になった肌を乾燥肌と呼んでいるようです。

 

乾燥肌をもたらす原因

乾燥肌をもたらす原因

皮脂膜の破壊や減少

まず、一番外側の皮脂膜がはがれたり壊されてしまったら、ラメラ構造で蓄えられていた水分が外側に漏れ出してしまいます。

その原因で一番多いのが、こすりすぎ触りすぎ誤ったスキンケアで、知らないうちに皮脂膜を壊しているんですね。

別の原因としては、加齢血行不良等による代謝の低下で、皮脂の分泌量が減ってしまうことが考えられます。

NMFや角質細胞間脂質の減少

お肌の潤いをキープする上で、重要な役割を担っているのが、角質細胞間脂質NMF角質細胞

特に、角質細胞間脂質(セラミドなど)の保湿貢献度は80%近くあるとされ、乾燥肌対策の重要なポイントになります。

これらは、ターンオーバー(簡単に言うと、新陳代謝の周期で健康な肌の場合28日ほど)の過程で産生されるのですが、このターンオーバーが乱れてしまうと、その産生に大きな影響を与えます。

 

では、そのターンオーバーが乱れてしまう原因は何でしょう?

一言で言い表すのは難しく、生活習慣ストレス食生活加齢など、その要因は様々です。

例えば、仕事や育児などで大きなストレスを感じていると、お肌の調子にも悪影響を与えてしまいます。ストレスがターンオーバーを狂わせ、角質細胞間脂質やNMFの産生に影響を与えてしまうからです。

同様に、偏った食事を続けていると、お肌にも悪影響を与えてしまいます。

また、年齢を重ねていくにつれ、ターンオーバーは遅くなります。

40代になると約40日かかると言われています。肌の乾燥だけでなくシミが出来やすくなったりするのは、このターンオーバーが乱れるからなんですね。

 

乾燥肌の予防と対策

乾燥肌の予防と対策

エアコンのきいた部屋に一日中いる

年中、エアコンのきいた部屋で過ごしていませんか?

エアコンは意外と乾燥するもの。冬は18~20度に設定して加湿器をプラス。空気の乾燥を防ぎましょう。加湿器がなければ、室内に洗濯物を干すだけでも十分効果があります。

夏は25~28度ぐらいがベスト。時々外気に当たり、汗をかくようにするのも大切です。

 

洗顔・クレンジングのしすぎ

洗顔はスキンケアの基本ですよね。でもゴシゴシ顔をこすると肌そのものの潤いを奪い、バリア機能を壊してカサカサ肌の原因に。

また、クレンジングも乾燥肌や敏感肌を招くので要注意です。

肌にやさしい洗顔クレンジングのコツを紹介します。

  • 水、またはぬるま湯で
  • しっかり泡立てて、泡を顔の上で転がすように洗う
  • すすぎはしっかり、洗顔料やクレンジング剤を肌に残さないように

洗う時もすすぎの時も、なるべく指が顔に直接触れないようにするのがポイントです。洗顔後はしっかり保湿することをお忘れなく。

 

シートパックのつけすぎ

手軽でプルプルに潤うシートパックは、もうすっかり定番ですよね。肌の保湿に優れた力を発揮していくれる心強いアイテムです。

でも、使い方を間違えるとさらなる乾燥を招くって知っていますか?

シートパックを顔にのせ、優雅にリラックスタイム。30分~1時間と放置してしまうと、シートパックがどんどん乾き、一緒に肌の水分まで奪われていってしまいます。

せっかく保湿したつもりが逆に乾燥してしまう、ということに。長くつければそれだけ効果がある、と思っていませんでしたか?

また、気持ちよくてつけたまま寝落ち、という経験がある人もいるのでは?

シートパックは大体15~20分と使用時間が決まっています。説明書きをチェックして、しっかり時間を計って使いましょう。

 

熱いシャワーで洗顔・シャンプー

寒い日や、しゃっきりしたい時には、ついシャワーの温度を高く設定してしまいます。でも、熱いシャワーは肌の油分を根こそぎ奪ってしまいます。

また、シャワーを直接顔にかけるのもNGです。

シャワーはぬるめに設定して、すすぎはしっかり行いましょう。特にシャンプーが顔に残っていると、シャンプーに含まれる界面活性剤が肌のバリア機能を壊してしまいます。

シャワーよりお風呂にしっかりつかるほうが、汗をかくので肌もしっとりします。忙しくてもたまには湯船につかるようにしてみましょう。

 

タオルでゴシゴシ顔を拭く

洗顔は丁寧でも、タオルで顔を拭く時は力を入れてゴシゴシこすっていませんか?濡れた肌はとてもデリケートです。

摩擦は肌にとってはよくありません。タオルの上からポンポンやさしく押さえるように、水分をオフしましょう。

古いゴワゴワのタオルや、いつ取り替えたかわからない不潔なタオルを使っていませんか?スキンケア同様、タオルにも気を配ってみましょう。

 

深夜のスマホ

一見肌とは関係ないようですが、実は大ありの深夜のスマホ。スマートフォンから出るブルーライトという光は、紫外線の次に強力な光。

人間は目から入ってくる光で、体内時計が調節されます。寝る前に強い光を浴びてしまうと、体が昼間モードに。眠りの質が悪くなってしまいます。

夜10時から2時までの間は、シンデレラタイム。美肌を作るホルモンが分泌される時間帯です。日中ダメージを受けた肌を修復したり、新しい肌が生まれる時間です。

夜は寝る1時間前にはスマホを切って、部屋の照明を暗くするなど快眠に備えましょう。

 

BBクリームの落とし穴

1本で乳液・クリーム・美容液・日焼け止め・化粧下地・ファンデーションと6役もこなしてしまうBBクリーム

忙しくてメイクする時間がない時や、ちょっとそこまでという時に本当に重宝しますよね。愛用している人も多いのではないでしょうか?

洗顔の後は化粧水だけですぐにBBクリームをつける、という人、ちょっと待って!

確かにBBクリームは、乳液やクリームの役割を果たしてくれます。でも、保湿に特化した乳液やクリームに比べると、その効果は劣るもの。

特に乾燥しがちな季節や、エアコンがきいているオフィスに長時間いる時は、BBクリームだけではカバーしきれません。

化粧水の後、乳液やクリームでしっかり肌の水分を閉じ込めて、保湿してからBBクリームを塗りましょう。メイク前の保湿を徹底すると、化粧のノリもいいですし、化粧崩れもしにくくなりますよ。

 

ストレスをできるだけ解消させる

ターンオーバーを乱れさせてしまう原因の一つがストレスにあることは、上で説明しました。

ストレスを受けると、体内に活性酸素が発生します。この活性酸素が細胞を傷つけ肌老化を促進してしまいます。

また、免疫力も低下するので、アクネ菌が繁殖してニキビができたり、既にあるニキビを悪化させたりします。

ストレスを解消させることはそう簡単なことではありませんが、ストレス解消に一番良いのは、動くこと。運動は自律神経を安定させてくれます。

また、きちんとした食事を摂りゆっくり休むことも大切です。

その他、香りは気分を落ち着かせる作用があるので、アロマテラピーの力を借りてみるというのもストレス解消法の一つです。

 

ターンオーバーを整えてくれる栄養素

偏った食事は、美容だけでなく健康にも悪影響。美肌には、バランスの良い食事の摂取が欠かせませんが、ターンオーバーを整えてくれる栄養素として知られているのが、タンパク質、亜鉛、ビタミンA,Cです。

■タンパク質

タンパク質は、私達の身体の細胞を作る基本栄養素。血液、筋肉、そしてお肌作りにも欠かせないのがこのタンパク質。

ダイエットしなきゃと、偏った食事を続けていませんか。

必須アミノ酸を豊富に含んだ良質のタンパク質でターンオーバーの促進を図りましょう。保湿力アップにも貢献してくれます。

タンパク質を多く含む食べ物
・卵
・牛乳
・大豆
・肉類・魚介類
など

■亜鉛
亜鉛も、ターンオーバーの正常化に欠かせない栄養素ですが、意識して摂取しないと亜鉛不足になりがちです。

亜鉛は、アルコールが分解される時に消費されてしまうこと、ファストフードなどに含まれる食品添加物を体外に排出する際に同時に排出されてしまいます。

飲酒やファストフォード、インスタント食品をよく食べる方は、亜鉛不足になりがちですので、肌トラブルを招きやすかも。

亜鉛を多く含む食べ物
・牡蠣
・かずのこ
・アマノリ
・煎茶
・ゴマ
・豚レバー
・牛モモ
など

 

■ビタミンA
ビタミンA(カロチン)も、ターンオーバーの正常化に貢献してくれる栄養素。ターンオーバー以外にも、コラーゲンの生成も助けてくれるので、美肌つくりにも欠かせない栄養素です。

ビタミンAを多く含む食べ物
・鶏レバー
・モロヘイヤ
・ウナギ(蒲焼き)
・ニンジン
・春菊
・卵の黄身
・小松菜
など

 

■ビタミンC
ビタミンCは、美容と健康に欠かせない栄養素としてよく知られており、ターンオーバーを整え、キメの細かい美肌をサポートしてくれます。

ビタミンCを多く含む食べ物
【果物】
・アセロラ
・グァバ
・ゆず
・甘柿
・キウイ
など

【野菜】
・赤ピーマン
・芽キャベツ
・黄ピーマン
・ブロッコリー
・生姜
など

 

紫外線対策も忘れずに!

「今日は曇っているから」と、紫外線対策を疎かにしていませんか?

紫外線の量が微量であっても繰り返し浴びてしまうことで、肌内部への侵入を防ごうと、肌表面は余分な角質が滞った「角質肥厚」の状態に。

一方、バリア機能が低下して肌の内部では水分が蒸発しやすくなり、お肌の乾燥が進んでしまいます。

外出するときは、紫外線対策を忘れないようにしましょう。

紫外線対策の詳細は、「紫外線対策には、日焼け止めよりも【保湿】が非常に大切だった!」を覧ください。

 

まとめ

乾燥肌の改善方法として、やはり「保湿」に目が行きがちですが、実は洗顔を間違ってしまうと後の保湿成分の効果が少なくなってしまう場合があります。乾燥肌の原因は、保湿不足だけではないということですね。

「洗顔はそこそこにパックをして、その後のケアはしていない」なんて方も多いのではないでしょうか。

パックは保水がメインです。その後に水分を閉じ込めるクリームで肌を整えてあげましょう。正しい洗顔+保湿が乾燥肌の改善方法として一番近道だと言えます。

是非、ご自分の洗顔方法や保湿ケアも見直してみてくださいね。

 

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