正しい保湿のメカニズムを知って-5歳へ!ハリと弾力を取り戻そう。

スキンケアの要は、「保湿」です。

お肌の潤いが失われると、バリア機能が低下し肌荒れやお肌の老化の原因になります。

そこで、多くの方が化粧水をたっぷり付けるという保湿を行っているようですが、これは単なる応急処置にしか過ぎません。だって、時間が経過すれば、直ぐに乾燥してしまいますよね。

大切なのは、きちんとお肌を潤すこと。
そのためには、ただ水分を入れるだけの保湿ではなく、肌そのものを乾燥しにくい状態に導くという根本ケアが欠かせません。

そこでまず、保湿の意味としくみを再度おさらいしておきましょう。

 

保湿の目的とは?

↓↓↓の図は、表皮の一番外側にある「角質層」の構造と保湿の貢献度を表しています。

 

この角質層の厚さは、わずか0.02mm。サランラップほどの非常に薄い層なのですが、この層の役割はとても重要なんです。

バアリ機能を担ったり、そのバリア機能を担う前提の「潤いを保つ」という重要な役割も担っています。

顔の場合、角質層は約20層の細胞が積み重なっています。その隙間を「セラミド」などを含んだ「角質細胞間脂質」がびったりと埋めています。

レンガ(角質細胞)が幾重にも重なっており、その隙間をセメント(セラミド)が埋めているような状態です。

このような構造をとることによって、「バリア機能」の働きを満たすと共に、肌の内部から湧き出る水分を蓄えておくということも可能になっています。

健康な角質には、約20~30%の水分が含まれていますが、これが20%以下になったものを「乾燥肌」と呼んでいるようです。

肌がつっぱるなどの自覚症状は、まさにお肌の乾燥状態。
乾燥状態にある肌は、その水分の量が10%にも満たない状態になっていることもありますから、角質層の水分がなくならように保湿をしてあげましょう。

失われつつある角質層の水分を補う。それが保湿の目的です。

 

肌のメカニズムを知りケアに活かす

皮脂は水分を保つ大切な膜

汗腺から出る乳液状の液体と皮脂が混ざったものを皮脂膜といい、自らが作り出す保湿クリームとも言えます。皮脂は、肌の表面には必要なものであり、水分の蒸発を防ぐ大きな役割を持っています。

皮脂の量と水分の蒸発する量は、相反する関係にあるので、皮脂の量の多すぎも少なすぎもいけません。

皮脂の分泌が少ないと、肌がザラつきバリア機能も弱まります。多すぎると、脂っぽくベタつき、皮脂が刺激物質に変化して炎症を招き、ニキビの原因になることもあります。

皮脂は分泌が適量であるからこそ、肌の正常が保たれるんですね。

 

水分を蓄える天然保湿因子

NMF(天然保湿因子)は、角質内部のタンパク質から作られるものです。水分と一緒になることで角質層の保水を行います。

このNMF(天然保湿因子)の働きで、肌の弾力やハリが保たれていると言ってもいいので、角質層にしっかりと水分を与えることは、ハリや弾力のある肌をキープするためには欠かせません。

 

肌バリアとして重要な細胞間脂質の役割

細胞間脂質は、角質細胞との連携が需要な役割を果たします。

角質細胞は、細胞間脂質がなければ肌の水分の蒸発を防ぐことができません。二つの役割が水分の蒸発を最適化することで、外部刺激に強い肌になります。

 

注意しておきたいのが、角質層内の水分のうちの80%以上はセラミドなどで構成された細胞間脂質だということ。つまり、セラミドなどの角質細胞間脂質が、肌の水分を守る最大のカギとなります。

セラミドをたっぷり含んだ肌は、潤いに満ちています。赤ちゃんの肌って潤いたっぷりのプルプルお肌ですよね。実はこれって、大人の肌に比べてセラミドの量が豊富だからです。

 

不足しがちなセラミドを化粧品で備える

実はこのセラミド、残念ながら年を重ねるごとに減少していきますが、加齢で減っていくこのセラミドを、体の中から作り出すことはとても困難です。

そこで、ポイントとなるのが、セラミドを補えるように開発されたセラミド配合の化粧品。これをうまく使えば、確実に肌の水分を増やすことができるでしょう。

セラミドは水溶性物質ではないので、化粧水ではなく美容液や乳液に配合されています。しかし、セラミドと言っても様々な種類があり、選ぶ時には注意が必要です。

人間の皮膚には、約6種類のセラミドがあることが分かっています。

このうち、特に保水力に優れているのが、セラミド1。このいずれかが入っている化粧品を選ぶことが大切です。

また、セラミドは、化粧品原料として比較的高価なので、化粧品を購入する際は、全成分表示を確認しましょう。

セラミドが含まれていても配合量が少ない化粧品もあります。価格は、3,000円以上あるものを選ぶようにすると良いでしょう。

 

再度、角質層の構造の話しに戻りますが…

レンガにあたる角質細胞。健康な肌は、上図のように綺麗に並んだ構造をしています。しかし、ターンオーバーの乱れなどで綺麗に並んだ構造が崩れてしまうと、水分が抜けやすくなり乾燥しやすい肌や敏感肌になってしまいます。

敏感肌乾燥肌の方は、こういった肌のメカニズムを整える保湿をすることが、保湿クリームなどを選ぶポイントになります。

 

参考記事 ⇛ 保湿効果の高い成分とその特徴をご紹介しましょう!

 

まとめ

以上のように、様々な細胞のメカニズムで、正常な肌は保たれていると言えます。また、天然の保湿クリームと言われる皮脂膜は、水分の蒸発を抑える役割があります

柔らかく、ハリ・弾力のある肌を保つメカニズムを知ることで、肌の持つ弱さと強さを活かした保湿を目指して欲しいと思います。

肌のメカニズムでは、加齢による肌そのものが持つ細胞が正常に働かなくなることで、外部刺激に弱い肌になることが分かっていただけたと思います。

元々肌が弱い方だけではなく、年齢を重ねた肌は肌自体の新陳代謝が影響していることも乾燥肌、敏感肌などの原因になります。

保湿用のクリームは、ただ肌にうるおいを与えるだけではなく、肌本来の強さも高めるものがいいということです。

また、自分の肌にピッタリと合うものに出会って、美肌を手に入れましょう。

 

参考記事:

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